校長室の窓から

2024年6月12日 人は自分が蒔いたものを刈り取ることになる

定期試験や部活の試合の前には、聖堂に足を運ぶ生徒が多くなります。

前期中間試験2日目の朝、聖堂の中をのぞくと、2人の生徒が最前列の席に座ってステンドグラスを見上げていました。とても微笑ましい光景でした。今日のテストのために勉強をすることよりも、聖堂に足を運ぶことを選んだこの生徒たちを、神様は祝福で満たしてくださっているように感じました。 

聖堂の入口には祈りのリクエスト帳が置かれています。生徒、教職員、卒業生など、この聖堂を訪れる方なら誰でも自由に自分の心の中にある祈りを書くことができます。修道院のシスターたちだけではなく、この祈りをご覧になった方々が、心を合わせて祈ってくださいます。

「人は自分の蒔いたものを刈り取ることになる」(ガラテヤの信徒への手紙6章7節)

今週、朝礼で読まれている聖句です。定期試験の真っ最中にこの聖句を耳にする生徒のみなさんは、いったい何を考えているのでしょうか。そもそもテストのことで頭の中がいっぱいで聞こえていないかも・・・

残り2日間のテスト、自分の未来を信じて最後まで頑張りましょう!応援しています!

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