校長室の窓から

2024年6月21日　わたしたちはキリストの体？

気温がじわじわと上昇し始め、青葉の色が一層深まってきました。玄関前のガクアジサイが美しく咲いています。

本校では、朝礼で読まれる聖書の言葉が２週間ごとに変わります。新しい聖句が出てくる時には、３年生の生徒と教職員の代表者による「聖句の紹介」が全校放送で流れます。今日の朝礼では、来週の聖句（コリントの信徒への手紙Ⅰの12章27節）が紹介されました。

あなた方はキリストの体であり、また、一人一人はその部分です。

You are the body of Christ, and each one of you is a part of that body.

この聖句を最初に耳にした時、みなさんの頭の中は？？？が浮かんでいたかもしれません。でも、聖句の紹介に出てきた「スイミー」の絵本のお話や、金子みすゞさんの「私と小鳥と鈴と」の詩と重ね合わせて考える時、大切なメッセージが見えてきたのではないでしょうか？一人一人の存在がどれだけ大切なものなのか。一人では生きて生きない人間だから、互いの弱い部分を受け入れ合い、補い合って生きることを神様は望んでおられるなど・・・「One Heart, Many Faces」にもつながってくるメッセージですね。聖霊祭まであと2週間。この聖句に耳を傾けながら、毎朝、力をいただき、仲間と共に、地域のみなさまと共に、ひとつの体、ひとつの心になる喜びをたくさん体験することができますように！

今朝のお話を、もう一度ゆっくり味わってみませんか？