2024年7月9日 合唱部が第18回定期演奏会を行いました
聖霊祭を無事終了し、月曜日の代休も含め2日間ゆっくりと休んだのでは?と思いきや・・・
聖霊祭の代休日となった8日(月)は、合唱部の第18回定期演奏会が開催されました。
オープニングの「校歌」からエンディングの「ハレルヤコーラス」まで、宗教曲、ポップス、ジブリ、天使にラブソングなど多様なジャンルの曲が、アトリオン音楽ホールいっぱいに響き渡りました。
本校では、毎年1年生の音楽の授業で「ハレルヤコーラス」を練習します。校内合唱コンクールの課題曲にもなっています。クリスマスの「ハレルヤコーラス」の全校合唱は、聴いていて鳥肌が立つぐらい感動します。「ハレルヤ」が歌えるかどうかで聖霊の卒業生であるかどうかが分かる⁈という説もあります。毎年、この定期演奏会のフィナーレは、卒業生の皆さんと共に「ハレルヤコーラス」を演奏します。今年も素晴らしいハーモニーに心が揺さぶられました。ご来場いただいた皆さま、たくさんのあたたかい拍手をありがとうございました。
今日から朝の聖句が変わりました。
「平和を実現する人々は、幸いである。その人は、神の子と呼ばれる」マタイによる福音書5章9節
今朝は、3年B組の藤田成海さんが聖句の紹介をしてくださいました。次のような内容が私の心に留まりました。
「平和は、ただ戦争が無い状態ではなく、より積極的に他者との間で、互いに尊重し、いたわり合ってより良く生きることを目指すという意味を含んでいます。・・・・・私たち聖霊生は、聖霊降臨祭では奉仕活動を、聖霊祭ではお客様のおもてなしをしました。そして、戦争や差別、自然災害などに苦しむ方々のためにお祈りを捧げています。私たちがこのように他者に心を向け、自分以外の誰かのために力を注ぐことができるのは、自分の心の平和と安全が守られているからであると、この聖句を通して気づくことができました。・・・・・高3の今、周囲の大人によって守られていることに感謝し、仲間への気遣いや思いやりの心を耕し、自分という柱をしっかりと立てた上で、人々のために力を注げる人間になりたいと思います。それが、光の子であり、神の意思に従うことではないかと考えます。」
毎年、8月6日から15日までの10日間は「日本カトリック平和旬間」と定められています。広島原爆の日に始まり、長崎原爆の日をはさみ、終戦記念日までの期間です。自分にとって「平和」とは何を意味するのか、個人の心の平和、人間関係の平和、地域社会や国際社会の平和など、夏休みを利用して様々な角度から探究してみましょう。平和を望むだけではなく、行動する人になれますように。