2024年10月4日 友が共に座っている
見よ、兄弟が共に座っている。なんという恵み、なんという喜び。(詩編133章1節)
See it, and brothers and sisters sit down together what blessing, what joy.
今日の朝礼で、来週の聖句が紹介されました。教会では、お互いのことを「兄弟・姉妹」と呼びます。「きょうだい」は聖書の中で、血縁関係にのみ縛られない広がりをもった言葉として使われているからです。3年F組の髙橋杏海さんは、この聖句の「兄弟」に「友だち」という言葉を当てはめて自分が考えたことを分かち合ってくださいました。その一部を紹介します。
『「友達」は私にとって、喜びや悲しみを共有し、困難なときには助けてくれる存在です。同じ学校、同じ学年、同じクラスで、同じ経験を分かち合える「友達」という存在は、「兄弟」と同様、互いに影響を与えて成長する、強い絆を持ったかけがえのない存在です。同じ思い出や経験を共有する「友達」だから分かり合えることはたくさんあります。まだ慣れないことが多く、迷い、戸惑いながらも新しい挑戦に立ち向かう1年生、自分たちが後輩を導く立場になり、試行錯誤を重ねる2年生、それぞれの希望進路に向けてラストスパートの時期を迎え、努力を続ける3年生。今、皆さんはそれぞれの困難に立ち向かっているときでしょう。しかし、私たちには「友達」という最大の味方がついています。私の好きな言葉に「友達は良きライバルであり、頼れる最高の味方だ。」という言葉があります。これからも「友達」と日々助け合い、協力しあって、互いを高めあう関係でいたいと思います。周りの「友だち」と一緒に、高校生活を充実したものにしていきましょう。』
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毎年、生徒の皆さんが秋休みの頃に「秋田県私立中学高等学校教育研修会」が行われます。今年は9月28日(土)に秋田県内5校の私立学校の先生方が『21世紀を‟私学の時代”とするために』のテーマのもと国学館高校に集合しました。
全体会講演と分科会で共に学び合い、スポーツ大会では共に汗を流しました。
結果は残念ながら第5位😿でしたが、選手も応援団も、同じ時間、同じ感動を共有する喜びをみなで分かち合うという、大きな恵みをいただきました。
コロナ禍を体験した私たちはみな、同じ場所に、共に座って、同じ時間を共有することが当たり前ではない時期を過ごしました。でも今は違います。大切な人と大切な時を共にするというこれ以上ない恵みと喜びに感謝する日々を過ごしていきましょう。