校長室の窓から

2024年10月16日 出会ってくれてありがとう!

1年生&2年生合同ホームルームで、卒業生の爰野寿美子(ここんのすみこ)さんによる講演会を行いました。

33年前に本校を卒業し、現在は株式会社「こもちゃん」(人材共育事業)を経営しておられる爰野さん。幼少の頃から病気と闘い、聖霊高校時代も長期の入院を余儀なくされました。幼い頃の経験から強く生きることを学んだと言われる爰野さんが、様々な困難な状況を決してあきらめることなく乗り越えてきたご自身の体験をもとに、人生について考えるためのたくさんの大切なメッセージを後輩たちに投げかけてくださいました。

クラシックカーに興味を持ったことから人生が変わった!世界で一番過酷で長いラリーである『北京―パリモーターチャレンジ』に日本人女性初の出場権を得て挑戦!14,500kmを37日間かけて走りぬきました。

  • 「夢をあきらめない。どんなにつらい道でもあきらめなければ新しい道が開けると信じた」
  • 「楽しいことがあるから笑うのではなく、笑っているから楽しいことがある」
  • 「大事なことは大事じゃないことからやってくる」
  • 「乗り越えた困難が、今のわたしをつくっている」
  • 「人生は冒険。人生はゲーム。あきらめたらゲーム終了!」
  • 「いつかやれたらいい…と思っても、そのいつかは無いかもしれない。後悔しないように今を生きる」
  • 「自己肯定感を育てよう!あなたの個性、みんなの個性を認め合う社会を。ジグソーパズルのように」

爰野さんとの出会いを通して、生徒たちは今を生きる「希望」「勇気」を与えていただいたことでしょう。それぞれが心の中に受け取ったメッセージを、明日へとつなげることができますように・・・それが爰野さんの願いです。「出会ってくれてありがとう!」

乳がんと闘いながらも「世界モーターチャレンジ」への出場という夢をあきらめることはなかったラリードライバー爰野さんの姿をぜひ動画でごらんください。

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