校長室の窓から

2024年10月31日 聖霊学園創立116周年記念ミサ

明日の創立記念日を前に、聖霊学園創立116周年記念ミサを捧げました。この日を待っていたかのように、季節外れのハイビスカスの花が一輪開花しました。聖堂横通路の奥にあります。この場所は、元気がなくなった鉢植えの植物を復活させる不思議なスポットになっています。皆さんもぜひ一度足を運んでみてください。

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1校時目、全校生徒と教職員、ちどり会(同窓会)の方々が2階体育館に集合しました。

QAルーム前の装飾はちどり会の皆さんが担当してくださいました。
昨日の放課後、宗教行事係の生徒たちが丁寧に準備してくれた祭壇

司会・先唱や聖書朗読は毎年、3年生の代表生徒が役割を担ってくれます。

秋田カトリック教会のシノザキ・エジルソン神父様は神言会の会員です。
ミサの中心部分の「聖変化」は、最後の晩餐でイエスがパンをとって「これは私の体」、ブドウ酒の杯をとって「これは私の血」とおっしゃったことを今この時に再現しています。

本校の教育目標「光の子として歩みなさい」が記されているエフェソの信徒への手紙5章8~11&13~14節が朗読されました。神父様は「何が主に喜ばれるのかを吟味しなさい」(5章10節)をとりあげ、神様に喜ばれることを選びとることが、光の子として歩むためにとても大切なポイントであること、また福音朗読で読まれたヨハネによる福音書15章5&7~12節の「ぶどうの木のたとえ」と結びつけ、光の子として歩むためには、日々の生活の中で周りの人々と、そして神様としっかりつながっていなければならないことを教えてくださいました。

共同祈願では各学年代表3名の生徒と教職員・同窓生代表の5名が心を込めて祈りを捧げました。

合唱部の皆さんの歌声は祈りそのものです。
「ごらんよ空の鳥」を歌いながら、私たち一人一人に注がれている神様のまなざしを感じました。

 

日本の人々に「人間の尊厳」と「人生の意義」を伝え、神と人びとと共に、真の幸福を生きる人を育てたいという創立世代の方々の熱い思いは、今の時代にも受け継がれています。

すべての人の心の中に灯っている聖霊の光を大切にしながら、聖霊学園は新たな歩みを続けていきます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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