校長室の窓から

2025年1月15日  今日は何の日?

聖霊学園の設立母体である修道会、聖霊会は、今から116年前の明治42年に、聖アーノルド・ヤンセン神父様によって派遣された5人のシスターたちによって日本での宣教活動をスタートしました。秋田の地における聖霊教育の始まりです。

ヤンセン神父様は、女子の教育がゆき届いていない日本に心を留め「外国語の勉強を通して、世界の舞台で活躍できる女性を育てたい」という大きな夢を抱きました。聖霊学園高校が創立当初からずっと、国際的な視野に開かれた教育を続けることができたのも、このような創設者の思いが引き継がれているためです。

今日も学校の様子を天国からご覧になっているヤンセン神父様はどんなに喜んでおられることでしょう!

オーストラリアの姉妹校からの留学生、ゾーイさん&ミアさんの短期留学プログラムがこの週末で終了します。ホームルームクラスとなった1A&1D の生徒たち全員がヤンセンホールに集まってお別れ会をしました。おふたりは英語と日本語を使って秋田での体験をたくさん分かち合ってくれました。

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続いて会議室をのぞいてみると、サンチェス先生がオールイングリッシュで何やら楽しそうな話をしていました。

「異文化やキリスト教を通して国際理解を深める」というテーマの授業です。クリスマスシーズン中のお祝いのひとつで、星に導かれた三人の博士たちが登場する「主のご公現」をメキシコでどのように祝うかを紹介してくださいました。

「Three Kings Cake」を実際に試食しました。
本物はケーキの中にBaby Jesus (幼子イエスさま)が入っているそうです。

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3年生の教室の黒板
3年生のランチタイム風景

ヤンセン神父様と創立世代のシスターたちの日本に対する熱い思いがあったからこそ、今、私たちはこうしてここに存在しているということに、あらためて感謝する一日となりました。

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