校長室の窓から

2024年6月17日 ちどり会総会&祝賀会を開催しました

昨日、毎年この時期に開催される本校の同窓会、ちどり会総会&祝賀会が盛大に開催されました。

会場となったパーティ―ギャラリーイヤタカには、開会の30分前から会員の方々が続々と集まってきました。「久しぶり~~!」「元気だった~?」何十年もの間会っていない同級生も多かったことでしょう。しかし、まるで高校時代にそのまま戻ってしまったかのような光景でした。

「みことばの祭儀」で会がスタートしました。「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。これこそ、キリスト・イエスにおいて神があなたがたに望んでおられることです。」(テサロニケの信徒への手紙5章より)の聖書箇所が朗読されました。聖霊時代に学んだ愛と誠の精神を大切にして、これからも、日々感謝のうちに過ごすことができるように、また、大雨災害で被災した母校の復旧のため、現在、聖霊学園で学んでいる生徒たちの学校生活のために、共に祈りを捧げました。

天国におられるSr.ピアをはじめとする恩師、かつてのクラスメイトのことも心に留めて祈りました。

総会後の祝賀会では、ダイヤモンド(喜寿77才)、金祝(卒業後50年)、還暦(60才)の皆さんのお祝いをしました。

本校の室内楽部の皆さんは、お祝いに花を添えてくださいました。一生懸命に演奏する生徒たちの姿をご覧になり、ご自身の高校時代の姿を重ね合わせておられた方もいらっしゃることでしょう。アンダーソン作曲の「シンコペイテッド・クロック」のほんの一部をどうぞお聞きください。

同窓生の皆さまのあたたかなご支援とお祈りに支えられて、生徒たちが安心して学校生活を送ることができる恵みにも感謝する時間となりました。卒業してから時が流れ、年を重ねても、ただ聖霊高校の同窓生に出会うというだけで、懐かしく、またうれしくて、話が弾むものです。困った時に、頼れる存在になることもあります。生徒の皆さんにとっては、まだまだ遠い未来のことのように感じられるかもしれません。高校3年間の一瞬一瞬、楽しいことだけではなく、苦しいこと、悲しいことも、いつの日か懐かしい思い出に変わる日がくることを信じて、目覚めた心で毎日を過ごすことができますように願っています。

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