校長室の窓から

2024年8月28日 未来の自分のために

11時ごろ校長室で仕事をしていると、どこからともなくいい匂いが漂ってきました。これは!

予想通りでした!総合進学コース3年生のフードデザインの授業です。昨年の3年生は、水害によって調理室が使用できなくなってしまったため、夏休み後の調理実習はまったく行うことができませんでした。ようやく日常の学校生活が戻ったことを改めて実感させられます。

調理室に入ってみると、お料理はすでに出来上がっていました。今日のメニューは、白身魚のホイル焼き、にんじんのポタージュ、ババロアです。

ロールパンとレモンを添えて・・
ババロアは室温が高くて固まらないので、食べる直前まで冷蔵庫で冷やしました。

にんじんポタージュのお味見をさせていただきました。にんじんの旨みがたっぷり凝縮されたやさしいお味の甘トロポタージュでした。

ホイル焼きにレモンをふりかけ「いただきま~す!」
自分たちで作ったお料理は美味しい!昼休みにはしっかりお弁当も食べるとか・・・さすが若いです!

本校では、学校設定科目としてフードデザインを開講しています。目的や条件に応じた献立を作る知識や、日常生活において実践する力を身に付けます。近い将来一人暮らしをしても、家族のためにも、必ず役に立つ学びです。夏休み前から始まった調理実習は今回で3回目。今後も、敬老の日、クリスマス、お正月など、季節や行事に合わせたメニューが登場します。

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6時間目のホームルームの時間を利用して、進路に関する2つの行事を行いました。

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インターンシップ合同報告会

本校では、生徒一人ひとりが自己の職業適性や将来設計について考え、主体的に進路選択をできる力を育むために、インターンシップ(職業体験)への参加を推奨しています。この夏も、就職希望の2年生の生徒たちがインターンシップに参加しました。今日の報告会には、就職を進路選択の視野に入れている1年生9人の生徒も参加し、先輩の報告に真剣に耳を傾けました。ご協力いただいた企業の皆様、本当にありがとうございました。

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卒業生による進路ガイダンス

この春本校を卒業した3名の先輩方をお迎えして、進路ガイダンスを行いました。国際コース&特別進学コースの1年生から3年生まで全員が講堂に集まり、卒業生から進路に関する体験談を聞く貴重な時間となりました。進路決定までの体験や、実体験に基づくおすすめの勉強方法などについて話をしてくださいました。

東海優菜さん(秋田大学教育文化学部地域文化学科)、安保美紅さん(宮城教育大学教育学部初等教育専攻)、成田早杜さん(岩手大学人文社会科学部地域政策過程)後輩たちのために、ありがとうございました!

自分たちと同じように聖霊高校で学び、様々な経験を積んだ先輩たちの体験談やアドバイスを聞くことによって、受験に向かう自分自身の学習への取り組みや生活習慣などを見直し、目標達成への新たな力を得る時間となったことでしょう。

未来の自分自身のため、今、できることに一生懸命向き合っている聖霊生の姿に希望を感じる一日でした。

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