校長室の窓から

2024年9月6日  共に喜び、共に泣く人へと・・・

今朝の朝礼では、来週の聖句(ローマの信徒への手紙12章15節)が紹介されました。

この聖句を紹介した3年E組の小坂幸妃さんは、自分自身の心にしっかりと向き合い、次のような導入をしてくださいました。 

「私は、自分が努力したことが報われなかった時でも他人の成功を素直に喜べるのだろうか? 友人が泣いている時、同情して泣くことはできても、はたして、どれくらい相手の心を本当に理解できているのだろうか?など、いろんなことを考えました。」

小坂さんのこの言葉は、私の心を震わせました。この聖句のような人になれたらステキだなあ~と感じても、いざ自分自身の心の動きに正直に向き合ってみると、自分にはとても無理だと感じる人もいることでしょう。でも私は思います。この言葉を聞いて悩み、自分の弱さに気づかされる人こそ、共に喜び、共に泣く者へと変えられていくことができる人なのだと。胸がチクチク痛んだり、ざわざわしたり、苦しく感じるような聖書のことばとの出会いを大切にしたいものです。その時の自分にとって本当に必要なメッセージが隠れているに違いありません。

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今日の午後のステンドグラス。壁に映る光の反射は毎日微妙に違います。
こんな愛らしい光景を発見!コアラのマーチ?いやカンガルーもいます。3年A組の教室です。

前回見学した時には、ひたすら‟すり足”の練習を行っていた生徒たちが、今日は「ヤ~メ~~~ン!!」という掛け声とともに、竹刀を振りおろしていました。体育の授業の一コマです。

今週もいろいろな事がありました。毎日の仲間とのかかわりの中で、思いやりの心を持って共感し合うなら、「喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣く」人へと一歩一歩成長していくことができるでしょう。来週の木曜日は体育祭です。良い天気に恵まれますように!

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