校長室の窓から

2024年11月7日 看護医療コース:看護の道に進むために

今日の秋田市は気温がぐんと下がり、木の葉を吹き散らす冷たい風が肌を刺すような朝を迎えました。

マフラーを着用する生徒の姿&生徒玄関前の秋景色
      中庭の秋景色

昼前に、校長室の窓をぱちぱちと打つ音が聞こえてきました。あられが降っていました!

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昨日、この春スタートした看護医療コース一期生の生徒たちが、現役の看護師の方からお話を聞く貴重な時間をいただきました。

秋田県看護協会の主催で行われている『医療人材魅力発見事業』の一環で、本校では春に続いて2回目の開催となります。高齢化が進み、医療人材不足が問題となっている秋田県において、医療関係の仕事の魅力を知ってもらうことで、将来の地域医療を支える若者を増やすことを目的として行われている事業です。

今回は、本校に隣接する中通総合病院より、副看護部長の髙橋ひとみ先生をお迎えしました。

そもそも看護師とは? 看護は日常の生活の中で自然に行われていること、看護師の一日についてなど、知っているようで知らなかった看護について学びました。ドラマ『ザ・トラベルナース』の中で中井貴一さんは、「掃除の大切」さを教えていましたが、衛生環境を整えることは、看護師の大切な仕事のひとつです。

脈拍測定を体験しました。手首や首を触って感じるドクドクという鼓動を真剣なまなざしで数えている生徒たちがみんな看護師の卵のように見えました。私の脈拍も測っていただきました。

AIがどんなに進化しても、人の身体と心に触れる看護の仕事は生き残る職業と言われます。人に寄り添う心はいつまでたっても必要とされることでしょう。

最後に高橋先生がお話してくださったのは、看護の道に進むために今から大切にしてほしいポイントです。コミュニケーション能力を磨くこと。国内外のニュースに視野を向けること。ボランティア活動を積極的に行うこと。継続する力・やり遂げる力を身に付けること。これらをしっかりと心に刻み、日々の学校生活に励んでいきましょう! 

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