校長室の窓から

2024年11月8日 校内研修会「研究授業」を行いました

ルルド館3階のマリア様

本校は、毎年秋の教職員研修会で研究授業を行っています。1961年(昭和36年)には既に授業研究会を公開で行っていたことが学園史に記されています。歴史ある行事のひとつです。

このテーマのもと2024年度は、重点目標として「確かな学力・生きる力を育む教育活動の推進を掲げ、さらに、具体的な取り組みとして次の3点に力を入れています。
① コンテンツベースからコンピテンシーベースへの移行
② 生徒と共に学び合う探究的な学びの充実
③ 学習評価から学習改善・指導改善を生み出す

今日の研究授業は次の6つの教科で行いました。

数学科:3年国際コース選択《数学Ⅱ》三浦直子先生「炭素14年代測定法を指数と対数を相互に関連付けて考察する」

地歴公民科:3年総合進学コース選択《世界史探究》藤村 淳先生「アメリカ的生活様式の拡大が世界に与えた影響について考察する」

英語科:2年国際コース《英会話》 サンチェス先生「Students are aware of the different verb patterns for invitations」

理科:1年国際コース《生物基礎》 村上恵子先生「運動に伴って生じる体の変化を調べ、体内環境の調節がどのように行われているかを考える」

家庭科:1年看護コース《家庭基礎》 堀井亜衣子先生「脂溶性ビタミンが人体に果たす役割を理解する」

国語科:2年特別進学コース《古典探究》髙橋貴之先生「日記を読む~古典を現代とのつながりで考えよう~」(「更級日記」菅原孝標女)

国語科は、本日開催された「東北地区国語教育研究協議会」において秋田県を代表して研究授業をしました。特進コース2年B 組の生徒たちと国語科の髙橋貴之先生は、会場となった秋田南高校にバスで移動し、東北6県から集まったたくさんの先生方に古典探究の授業を見ていただきました。このような貴重な学びの機会を与えていただいたことを心より感謝いたします。授業の様子の写真が届きましたら、あらためて報告させていただきます。 

研究授業のために協力してくださったクラスのみなさん、そして、各教科の指導助言をしてくださった秋田大学、秋田県教育庁高校教育課、秋田県総合教育センターからの5人の先生方、本当にありがとうございました。これからも、光の子たちの未来ために探究心、向上心をもって、より良い授業づくりに励んでいきます!

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