校長室の窓から

2024年11月14日 予告なしの避難訓練を行いました

落ち葉が積もり、すっかり晩秋の景色です。冬はもうすぐそこまで来ています。

校長室の窓から見た中庭のイチョウの木     
体育館側から見た同じイチョウの木

昼休みが始まって20分後の13:00。和やかな昼食の真っ最中に、突然、けたたましい火災報知器の音が鳴り響きました。

「訓練、訓練。今、火災がありました。」というアナウンスが聞こえるまでの短い間、不安な思いをした生徒も多かったことでしょう。今回の避難訓練は予告なし。しかも昼休み中ですから、それぞれ自分がいた場所から、指示された正面玄関前に向かって経路を選んで避難しなければなりませんでした。

落ち着いた様子で集まってくる生徒たち
先生方も点検・報告
級長はクラスの人数を確認・報告

だれ一人校内に取り残されず、全員が無事に避難場所に集合しました!

飯塚教頭先生の講評・アドバイスに真剣に耳を傾ける生徒たち

解散後は、途中になっていた昼食の続きを食べ、10分遅れで午後の授業を始めました。

何事も無かったかのようなヤンセンホールの昼食風景

今日は一階体育館からの火災を想定した訓練でした。災害は無いに越したことはないのですが、地震・火災・水害・不審者の侵入といった危険な状況はいつ、どこで遭遇するか誰にも分かりません。飯塚先生は「おかしもち」の話をしてくださいました。(押)さない・(駆)けない・ゃべらない・ど(戻)らない・か(近)づかない。人は、差し迫った状況に置かれると、正常な判断が難しくなるものです。“その時”には、「お菓子」+「餅」を思い出しながら、行動できますように。この機会にぜひ、ご家族の皆さんと、非常持ち出し袋の準備や安否確認の方法など、話し合ってみてください。

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