校長室の窓から

2025年4月10日  入学への感謝を胸に~初めてのミサ ~

本校の新入生と1年部の先生方が秋田カトリック教会を訪れ、「入学感謝ミサ」に与りました。

この日の朝、校長室から見える中庭の白梅のつぼみが一斉に開花しました。春の訪れと新たな出発を祝福するかのように見えました。

教会に到着した生徒たちは、まずエジルソン神父様から、ミサついて説明を受けました。初めて教会に入る生徒がほとんどです。少し緊張した面持ちで耳を傾けていましたが、神父様の温かい言葉に、次第に表情も和らいでいきました。

ミサが始まると、明るく清々しい歌声が聖堂いっぱいに響き渡りました。オリエンテーションの時間に練習した聖歌を元気いっぱい歌いました。

司式は飯野耕太郎神父様です。開式の祈りとともに、神父様と全員が心をひとつにして、祈りの雰囲気に包まれました。

生徒代表による聖書朗読の後、エジルソン神父様による福音朗読が厳かに行われました。

飯野神父様のお説教では、これからの歩みに希望をもって、仲間とともに「光の子」として成長していくことの大切さが語られました。

クラス代表の生徒たちが捧げる共同祈願の祈りの言葉に心を合わせて、全員で祈りました。

ミサの中心となる聖変化の場面。最後の晩餐でイエス様が弟子たちにご自身を与えられた出来事を思い起こします。初めての体験に緊張しながらも、畏敬の念をもってひとつの食卓を囲みました。

荘厳なオルガンの音色に包まれながら、閉祭の歌「ごらんよ空の鳥」を心を込めて歌い、ミサを締めくくりました。

入学への感謝とこれからの学校生活への決意を胸に、新しい一歩を踏み出す特別なひとときとなりました。

神様のあたたかな導きのもと、それぞれが与えられた使命を見つめ、仲間と支え合いながら、自分らしく輝いていくことができるよう、願っています。

中庭の紅梅のつぼみも膨らんできました

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