校長室の窓から

2025年4月11日  新しい一歩を踏み出して ~春雨の一日~

入学式からちょうど一週間が過ぎようとしています。新入生オリエンテーションや学力テスト、新入生歓迎会や入学感謝ミサなど、あわただしく過ぎた一週間。新入生たちは、緊張と期待を胸に、新たな生活を歩み始めています。

今朝は雨の降る中での登校となりました

敷地内には、つくしや新芽が顔をのぞかせ春の訪れを告げています。クリスマスローズの花も少し遠慮がちに咲いています。冬を越した命が、静かに、たくましく成長しています。

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3年生の学年朝礼では2025年度学級役員任命式を行いました。

名前を呼ばれた生徒たちが凛とした表情で前を見つめていました。新しい一歩を踏み出したその姿に、大きな期待が感じられました。

3年生にとって、日々の授業、進路への挑戦、友達との時間、どれも二度と同じようには戻ってこない特別な一年となります。だからこそ、クラスの仲間と共に、一つ一つの場面を大切に過ごしてほしい、と言う願いを伝えました。

2年生は来週の月曜日、1年生は火曜日に学級役員任命式を行う予定です。

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午後は、国際コース2年生&3年生がヤンセンホールに集合しました。

オーストラリアのパブリックスクールからお迎えしたCamille Motteram先生によるAll English の特別授業を受講しました。Camille先生は本校のディディ先生のお友達です。

オーストラリアについて様々な視点からお話をいただきました。特に、オーストラリアの先生と日本の先生の違いについて、生徒も先生たちも興味津々でした。

新しい出会いと学びの機会に、生徒たちは目を輝かせながら耳を傾け、QAタイムには積極的にコミュニケーションを楽しみました。

後半は、なぜ言語を学ぶのかについてお話を聞きながら、真剣に考える生徒たちの姿が印象的でした。

昨日花開いた中庭の梅も、今日の雨にしっとりと色づき、より一層美しさを増していました。これから始まる日々に、それぞれが希望の種を蒔き、小さな一歩を積み重ねていけますように。

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