合唱部からのお知らせ
合唱部は3月19日に行われる予定だった「第15回声楽アンサンブルコンテスト全国大会」目指し、努力を重ねてきました。
しかし、16日夜半に発生した地震の影響から、大会は中止となってしましました。
被災された方々に心からお見舞い申し上げます。また、大会を準備してくださった皆様方に、感謝申し上げます。
17日放課後、本校チャペルにて大会で演奏予定だった曲を、心を込めて演奏させていただきました。
以下は、合唱部部長の挨拶です。
今日はお忙しい中、私たちの演奏を聞きにおいでくださり、ありがとうございます。
私たちは冬休み前から、全国大会出場を目標に、練習を重ねてきました。県大会は、コロナの感染急拡大を受け録音審査となり、日々の練習も多くの制限の中でできる限り行いました。しかし、部員は自主練習を行ったり、歌詞の意味や調べたり、聖書を読んだり、曲の理解に努めました。この努力が全国大会推薦という形で実を結んだと感じ、とても嬉しかったです。全国大会出場が決まってからは、部員全員が意見を積極的に出し合い、自分たちの音楽作りに取り組むことができました。
これまで何ヶ月も一生懸命歌ってきたものが、数分の出来事で歌う機会を無くしてしまうことは、仕方の無いことですが、やはり悔しい気持ちでいっぱいです。でも全国大会の会場だった音楽堂は、被災された方々の避難所となるそうです。不安で不自由な生活を強いられた方々が、一日も早く元の生活に戻られることを祈ります。
私は、この冬頑張ってきたことは無駄では無いと思います。次のコンクールは夏です。さらに仲間と共に合唱に磨きをかけたいです。
これまで、たくさんの方々から応援いただきました。大会は中止になってしまいましたが、今後も合唱部を応援していただけるよう、頑張ります。どうぞよろしくお願いいたします。
今日は、本当にありがとうございました。
合唱部部長 渡邊 紗羽