1月も下旬になると、どこからともなく、誰からともなく

ジワリジワリと“鬼”の気配を感じ、ドキドキ、ソワソワしている

聖霊幼稚園・保育園の子どもたち。しかし、怖がってばかりいては

いられません。“お心の鬼”をやっつけるべく、子どもたちは立ち上がりました!!

【保育園】

「おには~そと」の絵本を何度も繰り返し楽しんでいた子どもたち。

数年前の新聞に掲載されたなまはげの様々な顔をみて恐々しながらも

興味津々の様子でした。

幼稚園のお兄さん・お姉さんのお面をみて、ほし組(2歳)さんたちも

“作ってみたい”の声が・・・。つき組(1歳)さんはそんなほし組さんの

まねっこで「オニほしい」と保育者を一緒にお面作りをする姿も見られました。

【にじ組(満3歳)】

「オニはそと~ ふくはうち~」

鬼をやっつけるために、お兄さん、お姉さんたちが繰り返している

言葉を覚えて、さぁ“ボクたちも!”“ワタシたちも!!”

でも、でもやっぱり怖くて、保育者の後ろに隠れたり、足元にしがみついたり

鬼を見ないように考えるみんなでした。

【にじ組(年少)】

玄関に貼られた様々のお心の中にいそうな鬼。

それを見つけて、見入ったり、紙で作った豆で豆まきしたり・・。

中には鬼を退治するといったら「ももたろう」と、昨年経験した豆まきや

絵本のお話を思い出して、“ももたろう”に変身する子も。

きび団子を持って、仲間探ししながら、鬼退治に備えていました。

 

【うみ組(年中)】

できれば、鬼には触れたくないな・・・でも、もしきちゃったら・・・

心配なうみ組さんは、「鬼が苦手な“柊の葉っぱを作って、

お部屋に入ってこないように しよう!」と柊の葉っぱづくりが始まりました。

鬼が嫌がって入ってこないように、保育室や色々な入口に

ペタペタ貼って・・・。これで準備はOK?!

いやいやまだまだ!

ロッカーやサークルを使って、隠れられる場所もなくっちゃ!

【そら組(年長)】

にじ組さんが保育者と一緒に豆まきごっこをしていた

様子をみて「ボクたちが鬼になってあげるよ」と

お面づくりがはじまりました。

作って、かぶって遊ぶうちに、“もっと、怖くするにはどうしたらいいかな”

と考えながら工夫したり、もちろん、自分たちのお部屋に鬼がこないようにと

守るために考える子たちもいて、2月2日に向けてあちらこちらで色々な

光景が広がっていました。

 

124年ぶりの2月2日の節分は・・・

子どもたちの様々な思いで繰り広げられた豆まきごっこの世界。

これからの遊びにどんな風に伝播していくのかな。

ワクワクたのしみです。 春よこいこい 春よこい!

うれしい春をみんなで迎えられますように・・・・

「オニはそと~ 福はうち~  鬼はそと~  福はうち~」