今年も園庭の裏にたくさんの蕗がズンズンと広がり、ぐんぐん伸びて子どもたちの背丈まで伸びて、
ちょうど刈り時になりました。
保育者と年長組さんが手に大きなハサミを持って力を合わせ、秋田蕗刈りをしました。
太い茎を切るのは、腕や手への力の入り方が違うようで、じっくり茎に切り込みを入れて
いきました。見事刈り取れた時には、やったぁ!とうれしそうなお顔が見られました。
こうして一本ずつ刈り取られた蕗を手に持って、園庭の真ん中に集まった子どもたち。
保育者からの雨降らし作戦でホースからでてくるたくさんの雨に蕗の傘で雨宿りする姿も・・・。
たくさんの水に、思わず掌を広げて手に水を溜める姿は、この時を通しての
うれしい水との出合いの時のようにも感じられました。
いつも以上に賑やかな園庭に、「なにしてるのかな?」とお散歩に出かける前の
つき組さんの子どもたちも集まってきました。
保育者が持つ大きな蕗にちょっぴりビックリした様子の子どもたちでしたが・・・
「エイッ」
自分よりも背の高い葉っぱを持ち上げて・・・。
まるで、「ねぇねぇみてみて」とでもいっているかのように
隣の子のお顔を覗き込むのでした。
初夏のような暖かさの日。秋田蕗のお恵みが、大きい組さんの蕗刈りから、
おもしろいやうれしい気持ちが様々な形で広がっていったようにも感じられたひと時でした。
一緒っておもしろいね!