聖霊幼稚園・保育園では、聖霊高校の中庭を「むしっこハウス」とよんで
親しんでいます。
この頃もいいお天気が続き、「トンボつかまえたい!」「ダンゴムシいるかな?」とワクワク
しながら、1歳つき組、2歳ほし組、満3歳にじ組の子どもたちが一緒に散策しています。
傾斜のある植え込みに、自分で「よいしょ」と登り、虫を探し出す子どもたち。
つき組さんの子どもたちは、その登り下りが楽しくて、何度も繰り返しています。
ほし組さんや満3歳の子どもたちは、虫探しに夢中。
「ボクのトンボ!」「ボクが捕まえたい」と大張り切り!
カナヘビを発見すると、するするすり抜けるように駆けていく様子を
じっと見つめ、追いかける子どもたちと保育者。
自然と静かにゆっくりと歩みを進めている姿は、
これまでの経験からの学びですね。
さらに、念願のトンボを捕まえると・・・
優しい目でみつめる姿が・・・。
頭上よりも高く飛んでいるトンボを見上げ、
駆けて追いかけていた子どもたちが、
自分の手で持ち、それを目の前で見られた喜びも
感じられたひと時でした。一緒にいてくれたトンボさんは
「ボクたちの手にきてくれたトンボさん、ありがとう」
と心をこめて、またお空へかえしました。
「また『むしっこハウス』行こうね」
「カナヘビ、明日はいるかな?」
と瞳をキラキラさせながら話す子どもたちからは
ワクワクの気持ちがいっぱい感じられます。
さて、明日は、どんな出合いがあるかな?