専攻科修了生　全員学士（栄養学）を取得

この３月、専攻科健康栄養専攻を修了した８名全員が、学位授与機構の審査を経て、学士（栄養学）を取得しました。

学士取得のために、専攻科生は１年間「栄養学に関する研究」を行い、その成果を論文にまとめ発表会を行っています。

今年度のテーマは以下の通りです。

　・フキの葉ブレンド茶の作製とその評価

　・身近な植物を原料とした茶葉の作製とその評価

　・従業員食堂を利用した食環境介入による野菜摂取量の変化

　・味・栄養成分（甘味と旨み）に特徴を持った新しいはたはたずし作製の試み

　・若年女性の主観的健康度と食生活・栄養素との関連

　・フラクトオリゴ糖の長期摂取によるマウスの耐糖能および腸内細菌について

　・人工甘味料を用いた中～高齢期マウスの甘味嗜好に関する研究

　・幼児における野菜の名前認知度と食育に関する研究

全課程を修了した２月に、後輩の専攻科１年生が手作りのケーキで修了のお祝い会を開いてくれました。

修了式は残念ながら中止になりましたが、全員に修了証書と学位記が手渡され、喜びもひとしおの様子でした

専攻科で学んだことを活かし、活躍することを期待しております。

専攻科健康栄養専攻は学位授与機構に認定された専攻科であり、さらに、２０１８年度からは特例適用の認定を受け、聖霊女子短期大学健康栄養専攻に入学・卒業後、専攻科健康栄養専攻に進学する学生については、研究に関する個別の論文審査と学位授与機構での試験受験を経ずに、学位（栄養学）を取得できることになりました（今年度については７名）。他の短期大学から専攻科に編入する学生も同様に学士（栄養学）を取得することができます（今年度については１名）。専攻科で取得する学士の学位は４年制大学で授与されるものと同等です。