本学の卒業生・修了生は栄養士、管理栄養士、栄養教諭として、病院、福祉施設、学校、行政機関などの様々な職場で活躍しております。今回、2017年本科健康栄養専攻卒業、2019年専攻科健康栄養専攻修了 管理栄養士 K.Tさんにお話を伺いました。
◆ 現在の仕事について教えてください
佐野薬局(株)で管理栄養士として働いています。栄養相談・栄養指導のほか特定保健指導や様々な企業様と連携し、商品開発事業やイベント参加に携わっています。職場には年齢層の若い管理栄養士が18名在籍しており、切磋琢磨しながら働いています。
◆ 大学ではどのような学びに力を入れましたか
栄養指導をしっかりと行える管理栄養士を目指し、一つ一つの専門科目を大切にしていました。特に、医療現場で必須になる解剖生理学や臨床栄養学の学習に力を入れていました。先生方に教えてもらえる在学中の時間を大切に考え取り組んでいました。
◆ 在学中大変だったことはありますか
管理栄養士国家試験の模擬試験で点数を伸ばすことが大変でした。就職後、働きながらの勉強は自分には少し難しいと考え、在学中にできるだけ理解を深めるように頑張りました。学生のうちに自分に合った勉強方法が見つけられていたら良かったなあと今は思います。
◆ 大学で学んだことは今のお仕事の役に立っていますか
現在、薬局で働いていることもあり、患者さんとお話しする機会が多いのですが、その際、栄養素摂取についての基本的なことから話すように心がけています。これに加えて、栄養価を高める調理方法などをお話したりします。こうした知識の多くは在学中に学んだものであり、専門科目で学んだ知識が役に立っています。
◆ 今後の目標を教えてください
薬局にお越しになる患者さんの年齢層は様々ですので、幅広い年齢層の患者さんにきちんと対応出来る管理栄養士になりたいです。また、今後は専攻科の特別研究のテーマにしていた食育の関するイベントを行い地域に貢献したいと考えています。