専攻科健康栄養専攻の授業について紹介します。食品科学実験では、食品学や食品科学などで学んだ食品の性質や成分変化を実験で観察することで理解を深めることを目的としています。今回は、食品中のたんぱく質分解酵素について実験を行いました。パイナップルやキウイフルーツなどの食品には、たんぱく質を分解する酵素が含まれています。酢豚にパイナップルを入れて調理すると肉が柔らかくなるのは、たんぱく質分解酵素が作用しているためです。実験ではゼラチンと果物の果汁を使って酵素反応を観察しました。実験を通して、食品に含まれているたんぱく質分解酵素やその働きを理解することができました。