令和6年12月8日、「栄養士実力認定試験」(一般社団法人全国栄養士養成施設協会主催)が実施され、
全国の栄養士養成施設の在学生・卒業生8,117名が受験しました。
本学からも2年次学生43名が受験し、得点率90点以上、かつ全体の1%未満を成績優秀者、
得点率85点以上、かつ全体の5%(除く優秀者)を成績優良者として、各1名ずつ協会より表彰されました。
おめでとうございます。
2名は日頃から上位を目指し一生懸命学習に取組み、このような結果を出すことが出来ました。
表彰された2名の学生からコメントをいただいています。
*Oさん* 【 成績優秀者 (全国第8位) 】
私が栄養士実力認定試験を意識し始めたのは、1年生の春休みです。
春休みは、先生方がひらいてくださる補習に参加し、1年次の科目を復習しました。
認定試験の過去問は、2年生になってから、少しずつ過去問を解き始めました。
1年次に履修した食品学、食品衛生学は忘れていることも多かったので、科目担当の先生が毎週メール配信してくださる添削問題を解きました。
苦手科目の調理学は教科書を最初からノートにまとめ直し、秋ごろから試験当日まで、過去問の問題集を何度も何度も繰り返し解きました。
分からないことがあれば、『レビューブック 管理栄養士』を辞書代わりにして勉強しました。
私は、休日ゆっくり勉強できる状況ではなかったため、平日の早朝や授業の空き時間などの隙間時間を勉強に使っていました。
時間が限られていたからこそ、集中して取り組めたのかもしれません。
先生方からの過去問ポイント解説や声掛けなどが結果につながったのだと思います。
*Sさん* 【 成績優良者 】
1年生の頃から、学んだ知識を着実に身に付けるために、毎日の授業や課題、復習を大事にし、また、忘れないように繰り返し勉強することを心掛けていました。
認定試験の勉強は、ある時点から始めたのではなく、こうした日々の勉強の積み重ねの上にありました。
2年生になると、先生方が過去問題や練習問題を配付してくださったので、自分の知識の定着度を確認し、不明瞭な知識を明確にする上で役に立ちました。
認定試験は、自分がこの2年間どのくらい学んだかを測る指標と思います。
結果を踏まえ、知識が自分の身体の一部となるよう、引き続き学習に取り組んで参りたいと思います。
直近3年間、本学から3名の成績優秀賞者、4名の成績優良賞者が受賞されています。
また、ここ2年間においては、本学平均点が短期大学平均点を上回っており、授業の質向上、補習や添削問題のメール配信などの学習支援をもとに、学生が一生懸命学習に励んでいる表れです。
現在、在学生は春休み期間中ですが、積極的に補習に参加し、来年度に向けて動き出しています。