5月17日に専攻科健康栄養専攻の1年生がナガハマコーヒー 三浦コーヒー鑑定士のご協力のもと、聖短オリジナルブレンドコーヒーを作成しました。当日はコーヒーのカッピングを教えていただくところから始まり、コーヒーの味の違いの勉強を経て、4種のコーヒー豆から学生たちがブレンド、カッピングをしてブレンドコーヒーを作成するという流れで進み、とても貴重な体験をさせていただきました。
カッピング…ドライ(挽きたてのコーヒー豆の香りを評価する)
クラスト(コーヒーにお湯を注いで1分後の香りを評価する)
ブレイク(コーヒーにお湯を注いで4分後に攪拌した際の香りを評価する)
の三段階でコーヒーを評価すること
テイスティング…カッピングスプーンを使用しコーヒーをすするような形で口の中に入れコーヒーの味、舌触り等を評価すること
・カッピングやテイスティングの際には、チョコレートのような香り、ベリーのような酸味、蜂蜜のようななめらかな舌触り…というような表現で、他の人にも伝わりやすいように評価します。
・温かいコーヒーと冷めたコーヒーでは味が異なるため、テイスティングは1つのコーヒーで、お湯を入れて10分後のあたたかいコ ーヒーと40分後の冷めたコーヒーでそれぞれ行います。
オリジナルブレンドコーヒーを作るにあたって、ボリビア・エクアドル・コロンビア・ブラジルの4種類のコーヒーをカッピングし、ブレンドしました。それぞれがカッピンングをし、意見を交換しながら全員が納得するコーヒーを作りました。今回のオリジナルブレンドコーヒーは、ボリビア、エクアドル、ブラジルを3:1:1の割合でブレンドしました。
カカオを思わせる薫り高さと、後に広がるベリーのような酸味が特徴です。日々成長する短大生をイメージした味の変化を楽しんでいただきたいと思い、作りました。
今回カッピングの作業をし、コーヒーの味の表現の仕方やブレンドの仕方など初めてのことがたくさんありましたが、三浦コーヒー鑑定士に指導していただきながらスムーズに作業を進めることができました。自分たちがどのようなものを作りたいのか考え、どう表現するのかというのは難しいことではありますが、これから、栄養士・管理栄養士として働くためにはとても大切なことだと思います。
オリジナルのブレンドコーヒーを作るという貴重な経験をさせていただき、とても勉強になりました。