12月13日(金)に聖霊女子短期大学セシリアホールで「クリスマスのつどい」が行われました。午前のプログラム第一部「クリスマス礼拝」は、秋田カトリック教会ラウリシオ神父様の司式によって、ハンドベルの演奏で始まり、聖書朗読、神父様からのクリスマスのメッセージ、キャンドルサービス、共同祈願という内容で、心をこめて世界の平和を願いました。
第二部「クリスマス・ステージ」では、ダンスとこどものためのミュージカル「ヘンゼルとグレーテル」が披露され、本学専属のサンタクロースから全学生へプレゼントが配られました。最後に元気な声で皆が「諸人こぞりて」を歌いました。
午後は、1年生はポポロードやイオン土崎港店などで助け合い募金活動、2年生は児童養護施設へ贈るための雑巾製作、パウンドケーキ作りなどを行いました。クリスマスの喜びを分かち合う一日でした。
学生の感想
【雑巾製作】
自分が知っている作り方とは少し違ったので、うまくできるかどうか不安でした。しかし、使う方々のことを考えて丁寧に工程を確認しながら作ってみたので、うまくできました。私たちの作った雑巾が送り先の方々に役に立ったらと願っています。これからも自分が誰かのために少しでも役に立つことができたらと思っています。
【パウンドケーキ作り】
私たちは奉仕活動でパウンドケーキを作りました。パウンドケーキには様々な種類がありますが、今回作ったのは、オレンジ、フルーツ、チョコの計3種類でした。大変だったのは、グループの中での協力し合うことでした。なぜなら、一人で作るときと違い、みんなで分担して、時間どおりに作られるため、自分がどのように動くべきかを考えて行動する必要があったからです。実際に、学校で販売したとき、多くの学生が買ってくれたので、嬉しかったです。
【NHK歳末・海外たすけあい募金活動】
私たちの呼びかけに対して歩み寄ってくださる方々が多かったことに驚きました。その中で千円札を入れてくださる方や、足が不自由なのに必死に来てくださる方なども少なくありませんでした。募金というのは、見返りを求めるものでないと強く思いました。これこそが顔も見えない人に対する愛ではないかと思います。その日は風も強く寒い日でしたが、お金を入れてくださる方々とその笑顔を見て、心がとても温かくなりました。自らの損得勘定よりも人の幸せを願える人になりたいと強く感じました。