本学ではグローバルラウンジを新設しました。このラウンジでは学生が昼休みに毎日教員と英語で話したり、日本をはじめ世界の踊りを見たり、食事を楽しむことで世界の文化に触れることができます。そして、ロボットのプログラミングとロボットとの英会話を通じてICT・AI・英語の力が楽しみながら身に付きます。
ロボットと英会話を楽しみます
パソコンでロボットプログラミングを楽しみながらロボットと交流できます
色々な国や地域の踊りをラウンジで開催します
昼休みに教員と英語で話すことができます
ラウンジではお昼に色々な国の料理を学生が楽しみ世界の食文化に興味を持つようになります
聖霊女子短期大学の母体となる学校法人聖霊学園は、1908年(明治41年)に、ドイツから来日したシスター方によって創設され、秋田県の教育に貢献してきました。この長く輝かしい歴史と伝統をもつ聖霊学園の聖霊女子短期大学学長として2021年2月1日に就任しました。本学は「神の愛と人間の尊厳を学ぶ」という教育目標を持ち、「お互いに寄り添い、また、どんな困難な時でも世界の人々と一緒に乗り越えるスキルと知識をもった人材を育成する」理念のもと、「地域に根差した国際性」を重視した教育・研究を行っております。県内の企業経営者の皆様から、本学の卒業生について「人間的に慕われ、国際舞台で活躍し、実務処理能力に優れており、困難に直面してもくじけない」と高い評価をいただいております。
現在、聖霊女子短期大学では新しい教育環境創設と生活文化専攻の中で新コースの導入による教育改革を進めています。その目的は、「英語力」、「ICT 力」、「グローバルな視野」、「リーダーシップ」を持った女性リーダーの育成です。これからも聖霊女子短期大学は次世代女性の地域に根差したグローバル・リーダーの育成に尽くしたいと考えております。
本学では、「キャリア意識」と「自己リーダーシップ」を自分の力で磨く、自己リーダーシップのコーチングスペースを新設しました。人間には、生まれながら幸せになるために必要な自然美徳が備えられています。その自然美徳を活用して、文明や宗教が誕生する前から、自己リーダーシップ(自分自身を幸せにする力)により人類は幸せに暮らしてきました。有史(文字による記録のある)時代には、文明、文学、宗教、科学技術などが誕生し、人類はそれらを活用し自己リーダーシップを磨いてきました。しかし、現在人類を取り巻く世界は、パラダイムシフトにより三つの社会から構成されるようになりました。地域社会、グローバル社会、デジタル社会です。これら三つの社会で活躍するためには、自分の内なる自然美徳を活用し、自己リーダーシップを育むことが重要です。そこで本学では、学生が自分で自分をコーチングする「自己コーチングスペース」を2023年度から新設しました。
「Self-reflection Space」では、学生が自分の姿を鏡で確認しながら、自分の納得する姿勢や表情を作る練習をします。これにより、人と会ったり、人前で話したりすることを一層楽しめるようになります。ここでパブリックスピーチの練習を行うと、人前で話す際の緊張感の軽減や、プレゼンテーション能力の向上が期待できます。さらに、鏡に向かって外国語の発音の練習を行うことで、舌の動きが確認でき、苦手な発音の克服に繋がります。
「Model Walking Space」では、自分に合う歩く姿勢とスタイルを身につけ、自分の魅力を自分で感じることができるようになります。また、内面の輝きを動きの中で表現することができるようになります。自分に合う歩き方と姿勢は、「堂々とした自信」となり「人と接する意欲」が育まれます。
「Feeling Board」では、登校時や下校時に、学生がその時の気持ちにあった「感情を示すカラーボール」(例:赤⇀怒り、青⇀悲しみ)をボールが貼りつく壁に向かって投げます。壁は、専攻別にエリア分けされているため、各学年・各専攻の学生の気持ちが可視化され、共有されます。この活動により、①学生が自らの感情を内観することによるメタ認知力(セルフコントロール力)の向上、②教員が、学生のその日の体調や気持ちを把握するツールとして使用することによる教員・学生間の応答的・対話的な関係構築が期待できます。
「Mirror Conversation」では、鏡の前に週替わりでテーマが提示されます。テーマに合わせて回答をしたり、自分自身を励ます言葉をかけたりします。この活動により、「自分を励ます習慣」や「自分と対話する(向き合う)習慣」を身につけます。
「Self-care mirror」では、自分の表情を観察したり、表情を作ったりします。この活動は、メタ認知力の向上に繋がり、冷静になる効果が期待できます。
「ワークショップ授業スぺース」は、仲間と楽しく学ぶための学習の場です。グループワークなど、意見交換がしやすいように環境が構成されています。
私たちの住む世界は三つの社会から成り立っています。それは、デジタル社会、グローバル社会、地域社会です。今、この三つの社会の融合が進むなかで、世界の様相は劇的に変わり、人に時間と空間を超える意識が生まれ、可能性が飛躍的に広がりました。そして、想いや感情を共有し、仕切りのない可能性に満ち溢れたグローバル社会と地域社会で活躍することができます。そのためには資格と知識以外に①英会話力②グローバル教養③リーダーシップ(人を幸せにする力)という能力が必要です。それに加えてデジタル社会で活躍するにはICT・IOT力が必要です。その4つの力をすべての学生が身につけることができるように学内でグローバル文化体験・英会話・プログラミングができる教育方法と環境を用意し、皆さんをお待ちしております。
本学では学生が卒業後デジタル・グローバル・地域という三つの社会で活躍をするために必要なグローバル教養とリーダーシップ(幸せにする力)を育むためにコーチングを取り入れた教育方法を導入しました。
本学では、これから社会で一番必要とされるリーダーシップをすべての学生が身に付けることができるようにラウンジ・コーチングを取り入れました。この方法では学生がリーダーシップ(幸せにする力)に必要な132の人間的性質を一つずつ科学的に育めるように教員がラウンジで英語を話しながら学生をコーチングします。そしてグローバルラウンジでの交流や遠隔交流を通じてさらに、リーダーシップを磨きます。
グローバルリーダーシップとは「世界を幸せにする人間の能力(力)です。この授業ではグローバル社会で活躍するために必要とする150の人間的性質を一つずつ科学的に育めるように教育コーチが学生をコーチングします。
自己リーダーシップとは「自分自身を幸せにする能力(力)です。学生がコーチングを通して生まれながら人間の心に備えられている「自分自身を幸せにする力」に気づき170の自己リーダーシップ能力を身につけることができます。
地域リーダーシップとは「人や地域を幸せにする人間の能力(力)」です。人間には生まれながら人や地域を幸せにする「力」が備えられています。コーチングの授業では学生が人を幸せにするために必要な142の能力を身につけることができます。
すべての学生が日常生活に必要な英会話を学べるように独自の自然言語学習方法を取り入れました。それは英会話力を学生が大学キャンパスで、赤ちゃんが言葉を覚えるように身につける方法です。赤ちゃんは家族の優しい言葉かけの中で自然に言語を覚え、自分から会話をするようになります。自然言語学習方法すなわち、「ヒアリングとスピーキング」で言葉を覚えるという方法で学生が効率よく英語を身につけることができます。この方法ではICTを活用してワンポイント英会話を学生に紹介し、昼休みに学生と教員がラウンジでその会話をします。さらに、ロボットに英会話をさせるためのプログラミングを学生自身が行い、ロボットに自分の会話相手になってもらい英会話を楽しむことができます。このような教育方法は世界初の試みです。
ICT-IOT力・英語力・リーダーシップ・グローバル教養を身に付けるキャリアコース
短期留学・50%の専門科目と卒業研究を英語で学びます
本コースでは、世界・地域のデジタル化をサポートする方法を学び、英語力、ITプロジェクトマネジメントスキル、プレゼンテーションスキル、グローバル教養を身につけることができます。
本コースは、将来事業をグローバルに展開させることを考えている人をはじめ、国際公務員、グローバルリーダーとして国際機関やグローバル企業で活躍したい人のためのコースです。本コースではそのために必要な英語力、政策提案力、企画を行動に移す力、マネジメント力、グローバルな視点で課題を捉え、問題を解決する力、交渉力、プレゼンテーションスキル、というコア能力を総合的に習得することができます。
本コースは地域NPO、NGO、企業への就職や地場産業の技術発信、公務員を目指す学生のための特別コースです。このコースでは将来地域リーダーとして非営利機関や地域企業のグローバルな環境で活躍するために必要な地域理解、交渉力と問題解決力、英語力、プレゼンテーションスキル、ディベートスキル、グローバル雇用への理解力と国際交流イベントを企画する力、デジタル化を推進する力というコア能力を総合的に習得できます。
社会全体のパラダイムシフトにより、私たちは3つの空間、すなわちフィジカル空間、デジタル空間、グローバル空間に生きています。3つの空間の融合が進む中、現代社会では、多くの役割を果たせる人材が求められています。そこで、聖霊女子短期大学では4年間のダブルキャリア支援を行っています。あなたの未来、そして少子高齢化が進む秋田県の未来のために、ダブルキャリアに挑戦してみませんか。