美術部員が秋田県展で特賞・入選！

第６１回秋田県美術展覧会（県展）で、本学美術部・部長の菅原千聖さん（生活文化科・生活文化専攻２年）が特賞「秋田市教育委員会教育長賞」を、同じく鎌田凛さん（生活文化科・生活文化専攻２年）が入選を果たしました。

（菅原千聖さんのコメント）
県展は小学校の頃から毎年出品していて、何度か入選はしていたのですが、今回初めて入賞することができました。入賞するとは思っていなかったので、びっくりしました。８０代半ばの祖父が漁師をしていて、ハタハタが揚がると選別などの作業もしています。ですから絵は祖父にプレゼントしようと思い描きました。でも、描いてみるとハタハタの一匹ずつに模様を付ける作業は大変で、思った以上に時間がかかってしまい、最後の数日間は徹夜で仕上げました。
デザイン部門のテーマが「秋田の音」だったので、ハタハタがやって来たことを知らせる音として、擬音などではなく唄で表現しようと思いました。唄は自分で作りましたので、方言に不安があったのですが、祖父に方言があっているかどうか確認しました。書道も小さいころから習っていたのでそれも生かすことができました。今回の受賞でたくさんの方に喜んでいただけたので、びっくりな気持ちが今はうれしさに変わりました。

（鎌田凛さんのコメント）
中学の頃美術部でしたが、コンテストや展覧会に出品したことはなく、キャンバスに描いたのが初めてでした。普段は趣味でイラストを描いています。県展へは美術部部長の菅原さんに誘われて軽い気持ちで出品したのですが、入選をしてびっくりしています。
出品した絵は、子どもの頃、自分の背丈よりも高いひまわり畑の中に作られた迷路で遊んだ思い出を描きました。描くのは大変でしたが、楽しい作業だったのでピア祭に向けてこれからも続けていきたいと思います。

現在美術部員は５名で、１０月１２日（土）の学園祭「ピア祭」では美術展を開催します。今回の作品も展示する予定です。