本学では、短大で学んだ内容をさらに専門性を深めるため、卒業後、四年制大学への編入を希望する学生に対して、大学選びから編入試験対策等のサポートを行っています。
四年制大学編入学試験合格者インタビュー |
◆生活文化専攻2年生 小野地 瞳さん
秋田公立美術大学 美術学部美術学科
アーツ&ルーツ専攻3年次編入合格
私は、芸術学を勉強するため志望していた大学を受験しましたが、合格できず浪人も考えていました。そんな時に聖霊短大の編入学の制度を知り、入学を決めました。入学後は、秋田公立美術大学への編入を目指し勉強してきました。
短大での授業は、哲学や比較文化、TOEFLなどが楽しかったです。少人数で、先生方との距離が近い中で、じっくり勉強できる環境は貴重だと思います。
美大への編入学を目指してはいましたが、絵を描きたいわけではなく、芸術について多角的に学びたいという思いから自主的に様々な活動をしてきました。元々やっていたピアノの演奏活動を広げたり、自分の音楽への興味を掘り下げていったりしました。そんな中でデザインにも興味が沸き、飲食店立ち上げの際のブランディングデザインに携わるなど、自分がやってみたいと思ったことには人との繋がりを大事にして、積極的に取り組んでいきました。
初めは色々と葛藤もありましたが、自分の興味や将来について、本当に進学が必要なことなのか日々真剣に考えてきました。環境に甘えず自分から興味のあるものごとに積極的に行動を起こすことができたことは、聖霊短大に入学しなければ身につかなかったと思うので、今では短大に入学して良かったと心から思えます。
★後輩へのアドバイス
就職、進学、様々な道があると思いますが、2年で色々と決断しなければいけない環境はちょうどいい緊張感があると思います。
どんな将来を思い描いている人でも、学ぶ場は学校の授業だけ、と思わず普段の生活や学外の活動など、様々な場所でなにかを得ようとする姿勢を持つことで、価値観や見える世界が広がると思います。
短大生として過ごした自分の2年間が充実したものになった、と言い切れるような日々を送れたら素敵だと思います。